夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

汐見夏衛

Language: Japanese

Publisher: スターツ出版

Published: Jun 2, 2017

Description:

【あらすじ】
ある事情から優等生を演じている茜。
そんな茜を見抜くように、隣の席の青磁から「嫌いだ」とはっきり言われ
ショックをうける。自由奔放な彼を嫌っていた茜だけど、孤独と窮屈さで
どうしようもなくなっていた自分を救ってくれたのは、青磁だった。
青磁の隣で過ごす時間は、茜の気持ちをゆっくりと溶かしていき…。
少年の秘密とタイトルの意味を知った時、涙が止まらない!

【人物紹介】
丹羽茜(にわあかね)
過去の事件から、家でも学校でも優等生を演じるようになる。
本当の自分とのギャップに思い悩んでいるが、大嫌いな青磁と出逢い変わっていく。

深川青磁(ふかがわせいじ)
銀髪・中性的で美しい顔立ちと、自由奔放な性格で学校でも目立つ存在。
なぜか茜を毛嫌いしている。絵がうまい。

出版社からのコメント

2017年6月に発行した本書がついに7万部突破しました。 (2017年11月時点)
現役の高校国語教師が描く青春小説として、様々な年代から共感の声を得ています。
自分と外の世界との狭間で苦しむマスク依存症の茜と、
強く、奔放にみえる青磁の成長譚をぜひお楽しみください。

著者について

汐見夏衛(しおみなつえ)
鹿児島県出身 愛知県在住
教員として働くかたわら、休日には小説を書いている。
もとは読書愛好家だったか、「野いちご」に出会ったことをきっかけに作家活動を始めた。
2016年『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(スターツ出版文庫)で作家デビュー。
現在も「野いちご」で活動している。