さいとうれい & 齋藤真行
Book 2 of 齋藤真行
Language: Japanese
Google Books ISBN
other
Publisher: 愛本出版
Published: Aug 15, 2019
「おれにはドーナツみたいな穴があいている。 おれはこの穴をふさぎたい。 自分の中が寒いから・・・」 「おれ」は自分の穴をふさごうと、いろいろなことを試みます。 おいしい食べ物、人からの賞賛、友達との遊び、恋愛、趣味・・・。 「おれ」は自分にポッカリ空いた穴をふさいで、 寒さとさびしさから逃れることができるのでしょうか・・・。 多くの人が「消えないさびしさ」、「虚無感」、「なにをしても満たされない心の空白」を覚えています。 こういった気持ちがあまりに強くなると「もう死んでしまいたい。この世から消えたい」とさえ、思うようになります。 どうしたら心の穴がふさがって、幸せになることができるのか、わかりません。 心に空いている、冷たい風(無意味感、無力感、無価値感)が吹き通っていく「穴」は、どうすればふさがるのでしょうか。 消えることがない悲しみやさびしさと、どう向き合えば、道が開けていくのでしょうか。 ちょっと変わった、ドーナツのような「おれ」が懸命に「心の穴」に向き合い、 新しい道を見出して、立ち上がっていく姿を描いている小さな物語。 自分の心に「ふさがらない穴」があることを感じながら、 孤独感や虚無感と闘っている、多くの方々に読んで頂きたい〈大人のための絵本〉です。
Description:
「おれにはドーナツみたいな穴があいている。 おれはこの穴をふさぎたい。 自分の中が寒いから・・・」 「おれ」は自分の穴をふさごうと、いろいろなことを試みます。 おいしい食べ物、人からの賞賛、友達との遊び、恋愛、趣味・・・。 「おれ」は自分にポッカリ空いた穴をふさいで、 寒さとさびしさから逃れることができるのでしょうか・・・。 多くの人が「消えないさびしさ」、「虚無感」、「なにをしても満たされない心の空白」を覚えています。 こういった気持ちがあまりに強くなると「もう死んでしまいたい。この世から消えたい」とさえ、思うようになります。 どうしたら心の穴がふさがって、幸せになることができるのか、わかりません。 心に空いている、冷たい風(無意味感、無力感、無価値感)が吹き通っていく「穴」は、どうすればふさがるのでしょうか。 消えることがない悲しみやさびしさと、どう向き合えば、道が開けていくのでしょうか。 ちょっと変わった、ドーナツのような「おれ」が懸命に「心の穴」に向き合い、 新しい道を見出して、立ち上がっていく姿を描いている小さな物語。 自分の心に「ふさがらない穴」があることを感じながら、 孤独感や虚無感と闘っている、多くの方々に読んで頂きたい〈大人のための絵本〉です。