さいとうれい & 齋藤真行
Book 4 of 齋藤真行
Language: Japanese
Google Books ISBN
other
Publisher: 愛本出版
Published: Aug 15, 2020
「だれもわたしを愛していない。両親も、学校の先生も、友達も、近づいてくるどんな人々も・・・。 母がわたしを育てたのは、自分の思い通りにしたいからだった。 父は家庭に無関心だった。 わたしは両親から愛を知ることはなかった。 学校の先生は人の選り好みが激しく、生徒によって扱いが違った。 わたしは学校でも愛を学ぶことがなかった。 友達がほしかったわたしは、話を合わせ、無理な演技もしたが、結局陰口を言われるばかりだった。 友達からも、愛を受けることはなかった。 「愛されること」を求め続けた果てに、 わたしは物語の世界に愛と救いを求め、それが転じて多くの人に認められるに至るが・・・。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「わたしはどのように愛を見つけ、どこに安らぎを見出すことができるのか」 愛された思い出がなく、そのために本物の愛を求め続ける、一人の女性が〈愛の在り処」を見つける物語。 だれからも愛されないと感じ、どんな人にも「本当の愛」を見出すことができない、 そんな一人の女性の愛を慕い求め続け、「自分の居場所」を見出す姿を通して、「愛される」ことにあこがれる私たち自身の心が浮き彫りにされます。 愛を求めながら、どこにも「本物の愛」を見出すことができない、私たちの悩みや哀しみは、どこで癒されるのか。 愛が冷えた時代に、なお愛を経験することはできるのか。 限られた人生で、どのように愛を見つけていくことができるのか――。 「愛」という大きなテーマについて、真摯に生きようとする一人の女性の姿に託して描きながら、 「自分の意志で、自分から愛していく」ことの尊さについて、 「自分はこれからどのように、どこに愛を見出すことができるか」について、 静かに、また深く熟考をうながされる、〈大人のための絵本〉です。 ※本書は100p程度の文章とイラストからなる作品で、『ぼくにはなにもない』の姉妹編に当たるものです。
Description:
「だれもわたしを愛していない。両親も、学校の先生も、友達も、近づいてくるどんな人々も・・・。 母がわたしを育てたのは、自分の思い通りにしたいからだった。 父は家庭に無関心だった。 わたしは両親から愛を知ることはなかった。 学校の先生は人の選り好みが激しく、生徒によって扱いが違った。 わたしは学校でも愛を学ぶことがなかった。 友達がほしかったわたしは、話を合わせ、無理な演技もしたが、結局陰口を言われるばかりだった。 友達からも、愛を受けることはなかった。 「愛されること」を求め続けた果てに、 わたしは物語の世界に愛と救いを求め、それが転じて多くの人に認められるに至るが・・・。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「わたしはどのように愛を見つけ、どこに安らぎを見出すことができるのか」 愛された思い出がなく、そのために本物の愛を求め続ける、一人の女性が〈愛の在り処」を見つける物語。 だれからも愛されないと感じ、どんな人にも「本当の愛」を見出すことができない、 そんな一人の女性の愛を慕い求め続け、「自分の居場所」を見出す姿を通して、「愛される」ことにあこがれる私たち自身の心が浮き彫りにされます。 愛を求めながら、どこにも「本物の愛」を見出すことができない、私たちの悩みや哀しみは、どこで癒されるのか。 愛が冷えた時代に、なお愛を経験することはできるのか。 限られた人生で、どのように愛を見つけていくことができるのか――。 「愛」という大きなテーマについて、真摯に生きようとする一人の女性の姿に託して描きながら、 「自分の意志で、自分から愛していく」ことの尊さについて、 「自分はこれからどのように、どこに愛を見出すことができるか」について、 静かに、また深く熟考をうながされる、〈大人のための絵本〉です。 ※本書は100p程度の文章とイラストからなる作品で、『ぼくにはなにもない』の姉妹編に当たるものです。