心がこわれた繊細なあなたへ

さいとうれい & 齋藤真行

Book 8 of 齋藤真行

Language: Japanese

Publisher: kindle

Published: Apr 19, 2023

Description:

5人に1人程度いる、と言われています。 味覚や聴覚、触覚といった感覚的な体感の部分で世界の事物をより鋭敏に受けとめるばかりか、 人の言動についても、より多くの感受性と理解力で向き合うため、ストレスを負いやすく、傷つきやすいメンタルをもっています。 相当長い時間を生きて、経験を重ねるまで、本人も自覚できない場合が多いです。 自分が感じているようには、他の多くの人は感じていない、と気づいたとき、 この世界に対して居場所がないような違和感や疎外感を覚えるかもしれません。 仕事への向き合い方や、対人関係などにおいて、より感じやすいからこそ、より深く傷ついてしまうことが多々あります。 自分でも気づかないうちに心がどんどんむしばまれ、人生がうまくいかないために「自分は不適応者だ」という思いに苦しんでいる方もいます。 多くの人とは違う感受性で物事を受けとめるため、心が壊れてしまい、 なかなか前向きになることができなかったりします。 繊細さと鋭敏さにより、人の悪意やネガティブな言動もより強く感じてしまい、うつ病などの病が発症してしまうこともあります。 他の人が感じるより繊細な心を持った人は、多くの人々とは違う〈生き方〉を摸索していく必要があるかもしれません。 本書は、繊細な心を持った人の歩みを、 イラストと短い文章からなる【大人のための絵本】として素描しています。 〈こわれた心をどう癒していけばいいのか〉 〈繊細な自分は、損をしているだけなのか〉 〈自らをどのように理解すればいいのか〉 〈与えられている可能性とはなんなのか〉 〈今後どのような生き方ができるのだろう〉 こういった問いに、絵本のように小さな物語を通して、向き合うことができます。 繊細な心をもった人は、そのような心を持っているからこそ独自の歩みを重ね、その人にしか描くことのできない新しい世界を描くことができます。 「もしかしたら、自分はHSPなのでは?」と感じている方が、自らの心の課題に取り組み、 繊細な心を持つがゆえに与えられている可能性や才能を自覚し、 「これから」の毎日を創造的に展望していくためのヒントとして、お読み頂ければ幸いです。