Unnamed Memory VI 名も無き物語に終焉を

古宮九時

Book 6 of Unnamed Memory

Language: Japanese

Publisher: 電撃の新文芸

Published: Apr 15, 2021

Description:

これは王と魔女の、終わりであり始まりの物語。 「私、貴方のところに辿り着けて幸せです」 ティナーシャの退位と結婚の日が迫るなか、周囲で怪しげな事件が頻発し始める。歴史を改竄する呪具エルテリアを奪取するため、ヴァルトにより巧妙に仕掛けられる罠。無数の歴史の記憶を持つ彼は、ついに自分と世界にまつわる真実を語り出す。 消えては再構築される時間の果てに、オスカーが下す決断とは――。王と魔女の物語の終わりであり始まり。人の尊厳をかけた選択に向き合う完結巻!